NTTコミュニケーションズは12月21日,インターネット上での企業間取引の発展を目指す「UDDI(Universal Description,Discovery,and Integration)プロジェクト」から承認を受け,アジア初のUDDIビジネス・レジストリ運営事業者になったと発表した。同プロジェクトには300社以上の企業が参画しているが,UDDIビジネス・レジストリを試験運営しているのは,米Microsoft,米IBM,独SAP,米Hewlett-Packardの4社のみだった。NTTコミュニケーションズは2002年第1四半期中にUDDIの試験サイトを立ち上げ,運営を開始する予定だ。

 UDDIは,インターネットを介して異なる企業のシステム間連携を可能にする「Webサービス」を登録・検索する仕様である。Yahoo!やinfoseekでインターネット上のコンテンツを検索するように,UDDIでインターネット上に公開されているWebサービスを検索できるようにすることが目的だ。この仕様に基づいて様々なWebサービスの情報が登録されたサイトのことを,「UDDIビジネス・レジストリ」あるいは「UDDIレジストリ」などと呼ぶ。

 こうした仕組みを用意することで,Webサービスを提供しようとする企業はUDDIビジネス・ディレクトリに当該サービスを登録し,幅広く公開できる。Webサービスの利用企業は,利用したいWebサービスをUDDIで発見できれば,それを自社のWebアプリケーションに組み込むことで開発工数を削減できる。

(小野 亮=日経Windowsプロ)