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 マイクロソフトは,セキュリティ・パッチのインストール状況を調べるツールHFNetChkの新バージョン3.3を公開した(該当サイト)。従来バージョンの3.2に比べて,ネットワーク上のサーバーやクライアントPCに対する調査がやりやすくなった。

 マイクロソフトは,OSをはじめ様々なアプリケーション向けにセキュリティ修正モジュール(パッチ)を頻繁に提供する。重要な修正を見過ごすと,ウイルスなどの被害を受ける可能性が高くなる。しかし,セキュリティ・パッチの提供は不定期で広範囲の製品に及んでいるため,どのマシンにどのパッチが必要かを把握する作業が管理者の大きな負荷になっている。

 HFNetChkは米Shavlik Technologies社が開発してMicrosoftへ提供しているツールで,Microsoftが作成したセキュリティ・パッチのデータベースとマシンの状況を照合して,インストールが必要なセキュリティ・パッチの一覧を表示してくれる。Windows 2000/XP ProfessionalなどのクライアントOSからWindows 2000 Advanced Serverまで広範囲のプラットフォームのチェックができるのをはじめ,WebサーバーのIISやWebブラウザのIE,SQL Serverなどのアプリケーションにも対応している。

 今回のバージョンアップで,調べたいネットワーク上のコンピュータのリストをIPアドレスやコンピュータ名のファイルとして渡せるようになったほか,調査を実行するユーザー・アカウントを指定できるようになった。

 実行する際にはマイクロソフトが日本語環境用に配布しているセキュリティ・パッチのデータベースを使う必要がある。デフォルトで実行すると,英語版のデータベースが使われるため,間違った結果になる。

(新出英明=日経Windowsプロ)