IT専門調査会社のIDC Japanは2月28日,2001年のPCサーバー市場の動向を発表した。これによると出荷台数は39万1000台(対前年比19.7%増)。IT不況といわれる中,堅実な伸びを示している。

 同社は,PCサーバーが好調な理由として1Uや2Uの薄型ラックマウント用サーバーが対前年比2倍という高い伸びを見せた点を挙げている。このクラスのサーバーは省スペース性と低価格が評価され,Webサーバー用として企業内システムやデータセンターに大量導入されている。

 メーカー別シェアは,NECが20.3%でトップを維持。富士通は「e-Japan関連システム」特需で地方自治体向けへの出荷が好調となり15.1%。昨年の3位から2位へ順位を上げた。3位のデルコンピュータは,昨年の3.8%から14.2%へとシェアを大きく伸ばし,昨年の5位から躍進した。4位は日本IBMの13.9%,5位はコンパックコンピュータの11.7%。この5社で市場のおよそ4分の3を占める。

(茂木 龍太=日経Windowsプロ)