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 マイクロソフトは3月20日, .NETアプリケーションのソフトウエア開発キット(SDK)「.NET Framework SDK」の日本語版を公開した。開発者向けのWebサイトから無償でダウンロードできる(該当サイト)。SDKには .NETアプリケーションを開発するための各種ライブラリや, .NETアプリケーションの実行に必要な再配布用のモジュール,コマンド・ラインで実行可能なコンパイラなどが含まれている。3月22日に発売を開始する統合開発環境「Visual Studio.NET」に同じものが含まれている。

 SDK本体に併せて,修正プログラム「.NET Framework Service Pack 1(SP1)」も同時にリリースした。「新機能よりセキュリティを優先させる」とするマイクロソフトの「Trustworthy Computing」の方針に沿って,ユーザー・アプリケーションからシステムへのアクセスを制限するセキュリティ機構のデフォルト設定をより厳しくした。このほか,SDK本体が製造工程に入った後で発見された不具合も修正されている。具体的には,Windowsネイティブのソフトウエア・コンポーネント環境であるCOM(Component Object Model)との相互運用性にあった不具合を修正した。なお,2002年1月に公開された英語版SDKのSP1もほぼ同時に公開される。

 SP1は, .NET Framework SDKのユーザーやVisual Studio .NETユーザーが,開発した .NETアプリケーションを配布する際,一緒に配布できる。修正モジュールの自動検索/ダウンロード・サイト「Windows Update」でも提供する。 .NET FrameworkがインストールされたマシンからWindows Updateにアクセスすると「重要な更新」の項目に表示されるようになる。

(斉藤 国博=日経Windowsプロ)