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 次期Windows「Longhorn」(開発コード名)は,これまで2003年に出荷されると見込まれていたが,2004年後半まで出荷されないことが分かった。
 Longhornの出荷遅れという意外な新事実は,シアトルで開催されているWinHECの初日(4月16日)に,将来の方向性と戦略を議論するフォーラムの中でMicrosoftの代表者たちが明らかにしたものだ。

 最初に言及をしたのは,基調講演の舞台に立った同社プラットフォーム・グループのJim Allchinグループ・バイス・プレジデントだった。「Longhornは,2003年を過ぎるまで出荷されないでしょう。Longhornを出荷する前に,膨大な量の新技術をすり合わせていく必要があります。今回のショーを通して,そうした新技術の小さな断片をお目にかけましょう」と語った。

 Windows eHome部門を統括するMike Toutonghi副社長は,別のセッションで出荷時期に触れ,「Longhornは2004年後半に出荷されるでしょう」と少し詳しく語った。

 同氏はLonghornの新機能に関して,オーディオ/ビデオのストリーミング機能,デバイス接続の統合化,ネットワークの簡素化などに取り組むと語り,「次世代のコミュニケーションとコラボレーションのために,Microsoftのいくつかのツールが“コネクテッド・ホーム”の約束を果たします」と述べた。具体的には,(1)モバイルの改良,(2)デジタル・メディアと娯楽,(3)「Mira version 2」と呼ばれる拡張されたディスプレイ,(4)AVストリーミングの同時処理,(5)テレビ・アダプタとの互換性――など,次世代のメディア・センターの機能とネットワーク化されたデバイス環境の機能に言及した。

 今週もう1つ出荷延期になった製品に,Windows .NET Serverがある。これまで2002年後半に出荷される予定だったが,それは製造工程に入る時期となりそうだ。顧客に出荷されるのは2003年初めになるだろう。さらに開発コード名「Corona」と呼ばれるWindows Media Technologiesの次世代版は,元々2002年に出荷される予定であったが,2003年初めまで遅れることになった。