ソフトウエア・アシュアランス(SA)の導入などで知られるマイクロソフトの企業向け新ライセンス制度「License 6.0」に備えるときが近づいている。ホッケーのマスクをかぶった悪漢が出演する恐怖映画のように,皆本音では歓迎したくない代物だ。

 同社は,元々この制度を昨年秋に開始する予定だったが,多くの顧客の声に押されて,一時的に本格的な開始を延期した。経緯については報道済みである。

 License 6.0は,マイクロソフトによれば「ライセンス・オプションの簡素化」を目指したものとしているが,批評家によれば「毎年何百万ドルもの料金を顧客からじわじわと引き出す仕組み」である。どちらも正しい見方だが,License 6.0は実際にどれくらいのコストがかかるのだろうか。試算では,以前のライセンス制度より130%多くなる場合があるとされる。この7月末から企業は,License 6.0でマイクロソフトのソフトウエアを購入することになる。