サイボウズは11月下旬に,50ユーザー規模を主なターゲットとするWebグループウエアの新版「サイボウズAG ver1.2」を出荷する。最大の特徴はユーザー・インターフェースを一新し,使い勝手を高めたこと。価格は,旧版と変わらず6万8000円(10ユーザー)から。旧版のユーザーは無償でアップグレードできる。

 サイボウズAGは,同社の主力製品である「サイボウズOffice」の後継製品。スケジュールやアドレス帳を共有できるほか,電子メールや電子掲示板,文書管理などの基本アプリケーションを利用できる。

 新版では,基本アプリの種類は増やしていないが,各アプリケーションのユーザー・インターフェースを一新し,使い勝手を高める。例えば,現行版のトップ画面は「スケジュール」を左に「お知らせ」を上にそれぞれ固定しているが,新版では3つの表示スタイルが用意され,各ユーザーのワークスタイルにあった表示が可能になっている。

 予定表にとどまらず,送信したメールや掲示板に書き込みした内容など,他の人が最近発信したメッセージも見られるようになっている。他人に公開する情報を制限することは可能だが,同僚や上司,部下の仕事を容易に把握できるようにする。

 このほか,(1)添付した自社開発データベースの耐障害性向上,(2)本人の習熟度にあった活用ヒントを表示する「ガイドナビ」の搭載,(3)ブラウザを起動していなくてもその日の予定をポップアップで知らせてくれる「AGリマインダー」など,150個所を超える改良を施している。

(小野 亮=日経Windowsプロ)