ネットマークスは9月10日,Active Directoryへのログオン認証に,IDとパスワードではなく指紋や虹彩を使ったバイオメトリクス認証やスマート・カード認証が使用できるソフトウエア「SecureSuite XS」を発売した。開発は米I/O Software。I/O Softwareは米Microsoftとライセンス契約を結んでおり,SecureSuite XSの一部機能はWindowsの次期バージョンである「Longhorn(開発コード名)」に標準で搭載される予定という。

 SecureSuite XSは,クライアントPCにインストールする「SecureSuite XS Workstation」と,サーバーにインストールする「同 Server」がある。SecureSuite XS WorkstationをインストールしたクライアントPCでは,マシンの起動時に通常のログオン画面ではなくSecureSuite専用のログオン画面が表示される。ここでバイオメトリクス認証やスマート・カードによる認証を実行すると,Active Directoryにログオンできるようになる。

 ログオン時に使った認証手段は,ファイル/フォルダの暗号化や,スクリーン・セーバーによるマシンのロックにも使用できる。この場合,暗号化したファイルは,バイオメトリクス認証などを実施しなければ開けないようになる。

 認証に使用するユーザーのデータはActive Directoryの拡張スキーマに格納する。ユーザーの管理などは,SecureSuiteの管理アプリケーションから実行する。バイオメトリクス認証以外では,ソニーの「Felica」や米Schlumberger(シュルンベルジェ)製スマート・カードのほか,USBトークンが利用できる。

 価格はSecureSuite XS Workstationが1ライセンス4500円(1000ユーザー時),同 Serverが280万円(1000ユーザー,1サーバー時)。

(中田 敦=日経Windowsプロ)