インテル,NEC,マイクロソフトの3社は9月19日,Windows Server 2003とWindows Media 9シリーズを利用したデジタル・シネマ上映のため,技術協力することを発表した。今後は,Windows Server 2003とWindows Media 9シリーズ,高性能なハードウエアの組み合わせによる映画配信ソリューションをミニシアターや公共ホール,カラオケ施設などに提供していく。

 デジタル・シネマは,映画の製作,配給にかかわる作業をすべてデジタルで行う構想で,従来の映画より低コストで映画上映が行える。マイクロソフトのWindows Media 9シリーズはデジタル化した音楽や映画などの包括的なプラットフォームで,Media ServerやMedia Player,Media Codecs,Media Encorderなどが含まれる。

 今回の技術協力の主な目的として,インテルはPentinum 4プロセッサ搭載PCの普及,NECは統合デジタル・シネマ配信ソリューションの提供,マイクロソフトはWindows Media 9シリーズおよびWindows Server 2003によるコンテンツ配信ソフトウエアへの技術支援と市場開拓を挙げている。具体的な取り組みとして9月20日,WPC Expo 2003会場でアンドリュー・ニコル監督の映画「シモーヌ」をデジタル・シネマとして全編上映する。

(新井 勝彦=日経Windowsプロ)