日本ヒューレット・パッカードは10月8日,同社の企業向け戦略「アダプティブ・エンタープライズ」を推進するための新コンセプト「アダプティブ・マネージメント」を発表した。これを実現するため,同社の統合IT管理ソリューション製品群「Open View」のラインアップを,新製品を含めて大幅に強化する。

 アダプティブ・エンタープライズとは,「企業が変化に対応し,競争力を強化すること」を支援する同社のワールドワイドな戦略。今回発表されたアダプティブ・マネージメントは,「ITの運用状態を評価し,管理情報を提供する」ことでアダプティブ・エンタープライズを推進するという運用コンセプトである。同社は,Open Viewをアダプティブ・マネージメント実現のための中核製品と位置付け,2004年の2月までにリソース管理とサービス管理を強化する4つの新製品と5つのバージョンアップ製品を順次リリースする。

 主な新製品には,障害管理機能に加えて,スイッチやVLAN(仮想LAN)環境の管理機能などを追加したIP ネットワーク管理ツールの高機能版「HP OpenView network node manager advanced edition 7.01」や,従来別々に運用されてきた障害管理データとインシデント管理データを共通化してサービス・レベルにかかわる情報を集中管理できる「HP OpenView service navigator value pack」などがある。

(新井 勝彦=日経Windowsプロ)