デルコンピュータは10月27日,Windows Storage Server 2003を採用したNAS(Network Attached Storage)「PowerVault 770N」「同775N」を発表した。Windows Storage Server 2003はマイクロソフトが10月7日に発表したストレージ・アプライアンス専用OS(既報)。デルの採用は,NECに続いて2社目。アイオメガ,EMCジャパン,日本ヒューレット・パッカード,日立製作所も採用を表明している。

 同じ仕様のハードウエアでも旧バージョンに当たるWindows Powered NASからWindows Storage Server 2003へ変更することで性能が向上するという。既に製品を発表しているNECが実施したベンチマーク・テストでは,Windows環境におけるファイル・アクセス(CIFS)の処理性能が従来比約20%向上。UNIX環境におけるファイル・アクセス(NFS)の処理性能も同50%向上した。

 タワー型きょう体の「PowerVault 770N」は,876Gバイト(146Gバイト×6基)の内蔵ディスクと外付ストレージの増設により最大17.2Tバイトまで,高さ2U(1Uは約44mm)のラックマウント型の「PowerVault 775N」では,438Gバイト(146Gバイト×3基)の内蔵ディスクと外付けストレージの増設により最大16.7Tバイトまで拡張できる。価格は770Nが54万1000円(ディスク容量72Gバイト)から,775Nが56万3000円(同)から。

(茂木 龍太=日経Windowsプロ)