米Microsoftは5月25日(米国時間),Exchange Serverの次期バージョン「Kodiak」(開発コード名)のリリースを中止し,その代わりにExchange Server 2003に小さなアップデートを複数加えていく方針を明らかにした。これらのアップグレードには,Kodiak用に開発された新機能が含まれる。Kodiakは2005年に出荷される予定だった。

 このことを明らかにしたのは,Microsoftのコーポレート・バイス・プレジデントであるDavid Thompson氏だ。Thompson氏は「実はわたしたちは,Kodiakという名前を使うことをやめました。しかし,わたしたちは開発を継続しており,その内容を今後発表できると思います。Exchange Serverに搭載される次の大きな追加技術は『Exchange Edge Services』であり,これは来年登場します」と述べている。Kodiakのその他の重要なテクノロジ,例えばSQL Serverベースのデータ・ストアなどは,2006年か2007年に予定される次のExchange Serverのメジャー・バージョン・アップに持ち越される。

 このほかMicrosoftは,Exchange Server 2003のService Pack 1(SP1)がまもなく提供される予定であると発表している。これには,いくつかのセキュリティ修正モジュールが含まれるほか,スパム・メール・フィルタ技術であるSmartScreenテクノロジをベースにした「Intelligent Message Filter(IMF)」や,ウイルス対策プログラム用に提供される新しいAPI,新しい管理用ツールなどが含まれる。

(Paul Thurrott)