デルは5月27日,最小構成で100万円を切るSAN(ストレージ・エリア・ネットワーク)対応のストレージ装置「Dell|EMC AX100」を発売した。Dell|EMCブランドのSAN対応ストレージ装置は,従来最も安いのが198万円だった。

 これまで米Dellと米EMCは日本法人も含めて,同じスペックの製品をブランドを変えてそれぞれのチャネルで販売していた。今回の新製品に関して,日本国内ではDell|EMCブランドのみとなり,さらにDell|EMCブランドに関して,両社は共同の営業体制を確立して,より販売を強化していくと発表した。

 Dell|EMC AX100の仕様は,12個のシリアルATAドライブを搭載し,480G~3Tバイトの記憶容量を備えている。EMC製のストレージ管理ソフトを標準搭載することで,自動フェイル・オーバー機能やスナップショット機能を装備している。サポートするOSは,WindowsとLinuxのみである。

 最小構成の場合,記憶容量は480Gバイトで,サーバーとはファイバ・チャネルで直接つなぐ。このときの価格は99万4360円になる。SANを構築する場合は,デルが取り扱っているブロケード コミュニケーションズ システムズのスイッチと組み合わせて「合計で250万円程度の費用になる」(デル)としている。

 保守サービスは標準で,(1)24時間年中無休の電話によるテクニカル・サポート,(2)3年間のオンサイト保守サービス,(3)3年間のパーツ保証,(4)90日間のソフトウエア・サポート――が付属する。

(中田 敦=日経Windowsプロ