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 「現在,OSやアプリケーションを物理サーバーから仮想マシンへ移行すること(P2V)と,仮想マシン間で移行すること(V2V)ができている。2005年夏に出荷する新製品では,物理サーバーから別の物理サーバーへの移行と,仮想マシンから物理サーバーへの移行も可能になる」。仮想マシン移行ツール「PowerP2V」を開発・販売するPlateSpinのEric Courville副社長(写真右)は,日経Windowsプロのインタビューでこう語った。

 PowerP2Vは,物理サーバーや仮想マシン上のサーバー間で,OS,アプリケーション,データを移行するためのツール。老朽化したハードウエア上のシステムを仮想マシンに移したり,サーバー統合によって管理コストを削減したりするときに便利である。ドライバ変換など移行時の作業を自動的に行ってくれる。国内では,ネットワールドが2004年12月から約40万円(税抜き)で販売している(既報)。

 PlateSpinで技術を担当するJohn Stetic氏(写真左)によると,「CPUの使用率が25%以下の物理サーバーが,集約の対象になる」という。定期的にCPUの使用率を測定して移行作業を繰り返せば,サーバーの平均使用率が上がり,ITコストの削減につながる,と説明する。PlateSpinでは,移行先のサーバーを探し出すために,各サーバーの使用率データを収集,分析するツール「PowerRecon」も販売している。

 8月をメドに発売する新製品では,物理サーバー間の移行と仮想マシンから物理マシンへの移行が可能になる。こうした機能は,災害対策として物理サーバーを遠隔地のデータ・センターにコピーする用途に役立てられる,としている。PowerP2Vは,データ・センター事業者や大手電機メーカーなど国内で約数十社が利用しているという。

(坂口 裕一=日経Windowsプロ


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