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 MSDN Universalサブスクリプション会員がVisual Studio Team Suite+MSDN Premiumサブスクリプションにアップグレードする際の料金が明らかになった。さらに,Enterpriseサブスクリプション会員もTeam Suite+MSDN Premiumサブスクリプションにアップグレードできることが明らかになった。

 Universalサブスクリプション会員のアップグレード料金はMSDNの公式ブログで公表された(当該サイト)。それによると金額は,現在のMSDN Universalサブスクリプションと,Visual Studio Team Suite+MSDN Premiumサブスクリプションの更新価格の差になる。米国のMSDN Universalのパッケージ版を購入した会員の場合,この価格は約2300ドルで,Team Suiteの新規購入価格(1万939ドル)に対して80%近くの割引になる。ボリューム・ライセンスの会員も同様に差額でアップグレード可能で,金額はさらに安くなるとしている。

 マイクロソフトも,日本のMSDN会員に対して同様にアップグレード可能にする予定であることを明らかにした。まずはOpen Value以上のボリューム・ライセンス・ユーザーに対して同様の施策を提供する。ボリューム・ライセンスの体系は,規模の大きい方からエンタープライズ・アグリーメント(EA),Select,Open Value,Open Businessの4つがある。

 金額は,例えばSelectでMSDN Universalサブスクリプション会員になっている場合,残存契約期間の1年分に対して約14万円になる。日本でのVisual Studio 2005の価格は8月上旬に発表される予定でまだ明らかになっていないが,米国と同様の高い割引率に相当するものになるものと思われる。さらに,Universal会員だけでなく,Enterprise会員も,Team Suiteにアップグレード可能にする予定だという。

 この施策は,Visual Studio 2005の出荷(2005年末の予定)以降,2006年6月30日までの期間限定である。Visual Studio 2005が出荷されていない今のうちにMSDN Universalサブスクリプションに加入/契約更新しておくのが,Visual Studio 2005 Team Suiteを最も安く手に入れる方法の1つだ。

 なお,マイクロソフトは2005年末に予定されているVisual Studio 2005 Team Systemの出荷をもって,MSDNの料金体系を変更することを既に発表している(該当記事)。新しいMSDNサブスクリプションは,(1)Premium,(2)Professional,(3)Operating Systems,(4)Library――の4種類。そのうちのPremiumサブスクリプションには,(1)Visual Studio 2005 Team Edition for Software Architects,(2)同Team Edition for Software Developers,(3)同Team Edition for Software Testers,(4)以上3製品がすべて含まれる同Team Suite――の各ライセンス付きの4種類が用意される。Premiumサブスクリプションは,現在のUniversalおよびEnterpriseサブスクリプションの後継で,既存のUniversalサブスクリプション会員はArchitects,Developers,Testersのいずれか,Enterpriseサブスクリプション会員はDevelopersに,それぞれそのまま追加料金なしで移行できること,そしてUniversalサブスクリプション会員はTeam Suiteに別途追加料金を支払うことでアップグレードできることが既に発表されていた。

(山口 哲弘=日経Windowsプロ