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 7月7日にロンドンがテロリストたちの攻撃を受けた直後,携帯電話の通話サービスは3時間にわたり使えず,緊急時には向かないことが再び証明された。しかし,テキスト・メッセージングのシステムは決して落ちることはなかった。多くのロンドン市民は,このフォーマットで愛する家族に自分が無事だと伝えるメッセージを送受信できたのだ。

 さらにいくつかの3G(第3世代)携帯電話も通話/通信を続けられたので,ユーザーはこの事件の写真やムービーを家族や友人,メディアに送信できた。なぜこうしたサービスは動き続けたのだろうか。

 テキスト・メッセージはデータ通信用に予約された帯域の一部を使うので,大量の音声通話による影響を受けなかった。そして3G携帯は,既存の携帯電話と異なるネットワークを使用する上に,ほとんど普及していないため使っているユーザーが少ないのだ。当然,ユーザーが少なければ通話が集中することはない。これは,「ユーザーが少なければより安全である」ということの1つの教訓である。

(Paul Thurrott)