ユーザーの手元にあるパソコンから,ネットワークで接続された遠隔地のパソコンをリモート操作できるWindows XP Professionalの新機能。会社のパソコンから自宅のパソコンに保管してあるファイルを編集する,別のパソコンにしかインストールされていないアプリケーションを使う,といった用途に利用できる。リモート操作するアプリケーションはリモート側のパソコンで動作し,手元のパソコンには画面のデータだけが送られる。そのため,大きなサイズのファイルを開いた場合でも,ファイルそのものは転送されないので,ダイヤルアップ接続などの低速回線でも十分な応答速度が得られる。また,手元のパソコンの性能が低くても,リモート側のパソコンが高性能ならアプリケーションを快適に使える。

 リモート側のパソコンはWindows XP Professionalでなければならないが,ローカル側はWindows XP Home Editionでもよい。また,Windows XPのCD-ROMに添付されたリモート・デスクトップのクライアント・ソフトをインストールすると,Windows NT/2000からWindows XPに接続できる。

 リモート・デスクトップはWindows 2000 Serverのターミナル・サービスの仕組みと似ているが,同時接続できるのは1ユーザーのみである。