フォルダの複製を別のサーバーに作るWindows 2000 Serverの機能。ログオン・スクリプトを格納するNetLogonフォルダやActive Directoryの管理情報が格納してあるシステム・フォルダなどを異なるサーバーに複製することで,サーバーにかかる負荷を複数のサーバーに分散できる。バックアップを目的とした機能ではない。

 Windows NTにもフォルダを複製する機能(LMRepl:LAN Manager Replication)があった。Windows 2000ではLMReplが無くなり,ファイル複製サービス(FRS)になった。

 FRSでは3台以上のサーバーに複製を作れたり,それぞれのサーバーにあるフォルダの内容を同期し合うマルチマスタ・レプリケーション機能を備えるなどの機能強化がなされている。ただし,複製元/複製先となるサーバーは,Active Directoryで管理するWindows 2000ドメインに所属していなければならない。

 複数のフォルダを1つの仮想的なフォルダに見せる分散ファイル・システム(Dfs)機能と一緒に使えば,あるサーバーに障害が発生しても継続して別のサーバーに複製したフォルダにアクセスする仕組みも作れる。