デジタル・コンテンツの閲覧や視聴,コピー,改変などを制限する技術。主な用途は,(1)インターネット上で配信する音楽や映画の著作権保護,(2)企業内文書のコピーを防ぐことによる機密情報の漏えい防止--- である。最近は(2)の用途に注目が集まっているが,いずれも日本語では「デジタル著作権管理機能」と訳すことが多い。

 マイクロソフトでは2003年中に,独自のDRM技術である「Windows Rights Management Services(RMS)」を提供する予定である。RMSは,Windows Server 2003サーバー上で動作するサーバー・ソフトとクライアント・アプリケーション(Office System やInternet Explorer)とが連携することで,RMSサーバーの認証無しでは文書の閲覧や複製,印刷を不可能にする。Officeの最新版であるOffice Systemは当初からRMSに対応し,IEはパッチを適用することでRMSに対応する。

 Office Systemにおいて,RMSに対応した文書ファイルを作成し,閲覧や配布の設定をユーザー単位で実行する機能は「IRM(Information Rights Management)」と呼ぶ。