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自宅のWindows XP Professionalマシンに対していろいろな場所からリモート・デスクトップ機能で接続できるようにしたいと考えています。自宅はインターネットに常時接続していますが,不定期にIPアドレスが変わってしまいます。外部から自宅のIPアドレスを調べて接続する簡単な方法がありますか。

 プロバイダなどが提供しているダイナミックDNS(Domain Name System)サービスと,Windows XP Professionalの「リモート・デスクトップのWeb接続」機能を組み合わせるとよいでしょう。

 ダイナミックDNSは,頻繁にIPアドレスが変わるホストを好きなドメイン名で参照できるようにするサービスで,有償/無償のサイトが数多く存在します。一定間隔で自動的にIPアドレスを登録し直すツールが作られているので,自宅マシンのIPアドレスが変わっても同じドメイン名でマシンを参照できます。

 一方,リモート・デスクトップのWeb接続機能はブラウザから簡単にリモート・デスクトップに接続できるようにする機能です。Windows XP Professionalに標準で入っています。

 インストールは,コントロール・パネルの[プログラムの追加と削除]-[Windowsコンポーネントの追加と削除]から行います。[インターネットインフォメーションサービス(IIS)]を選び,[詳細]をクリック,さらに[WWW(World Wide Web)サービス)]を選んで[詳細]をクリックします。表示されるWWWサービスのオプション一覧から[リモートデスクトップWeb接続]を選択します(図1)。

 Web接続機能ではActiveXコントロール形態のリモート・デスクトップ・クライアントを用いますが,その環境さえ整えばクライアントを持ち歩くことなくブラウザだけでリモート・デスクトップを使えます(図2)。

 ただし,インターネットでリモート・デスクトップを使う場合は,セキュリティには十分に気を配ってください。リモート・デスクトップで用いるポート(標準ではTCPの3389番)を開くことになりますし,Web接続機能でIISを利用すると,さらに不正侵入の危険性が大きくなります。

(日経Windowsプロ編集)

図1:リモート・デスクトップWeb接続のインストール
[WWW(World Wide Web)サービス]のオプション機能として指定できる。

図2:Internet Explorerからリモート・デスクトップを呼び出す
コンピュータ名と解像度を指定して[接続]をクリックすると,ブラウザの中でリモート・デスクトップが起動する。