Windows 2000の目玉機能の1つ。ただし,単体で動作する機能ではなく,Active Directoryが導入済みの環境でかつクライアントOSにWindows 2000を使うことが前提になる。IntelliMirrorを使うと,ユーザーがどのマシンにログオンしても,自分のクライアント環境が再現される。たとえば,本社のユーザーが出張に行った支店から自分のユーザー・アカウントでドメインにログオンすると,本社のデスクトップ環境が再現される。ふだん利用しているファイルやアプリケーションが利用可能だ。

 IntelliMirrorは,大きく分けて3つの機能で構成されている。1つは,ローカル・コンピュータ上のデータをネットワーク経由で他のマシン上に複製する機能。2つ目は,ローカル・マシン上のアプリケーションをネットワーク経由で保守・更新できる機能。3つ目が,ネットワーク上のどのマシンにログオンしても,個々のユーザーごとに設定した制限事項(ポリシー)が引き継げる機能である。

 ネットワークの負荷が増大することなどから,インフラそのものを見直す必要があるなど課題も多い。