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■ここでは,『日経Windowsプロ』の2004年12月号「Windowsテクノロジ徹底解説」に掲載した記事「独自のグループ・ポリシーでアプリケーションの設定を統一する」のダイジェスト版と,記事中に出てくるサンプル・ファイルを紹介しています。圧縮ファイルでアップしていますので,ダウンロード後は解凍してお使い下さい。記事の全文は同時にWebでも公開しています。
(坂口 裕一)

 


 グループ・ポリシーを使ってWindowsクライアントの設定を統一して管理できるのは,よく知られている。だが,独自に作成した管理用テンプレートをグループ・ポリシーとして適用すれば,サード・パーティ製アプリケーションの設定も変更できることは,あまり知られていない。

 グループ・ポリシーとは,Active Directoryに参加しているユーザーやコンピュータの操作環境をまとめて整備・管理する機能である。このグループ・ポリシーで扱う設定項目を定義しているのが管理用テンプレートである。

 管理用テンプレートでは,設定情報や設定先のレジストリ・キーなどをテキスト・ファイルとして記述する。標準で用意されている管理用テンプレートでは,Windowsに関する設定情報だけしか定義されていない。だが,サード・パーティ製アプリケーションの設定情報を定義した独自の管理用テンプレートを組み込めば,それらの情報についてグループ・ポリシーで一括設定できる。そのグループ・ポリシーをクライアントに配布・適用すると,アプリケーションの設定情報が書かれているレジストリの値が強制的に変更されるためである。

 これによって,アプリケーションの設定内容をユーザー間で統一できる。例えば,画面の見た目や操作性を同じにしておけば,ユーザー・サポートをするときの指示を伝えやすくなる。また複雑な設定が必要で,ユーザーを混乱させているような場合にも,管理用テンプレートが有効だ。管理用テンプレートでその設定を定義しておけば,ユーザーが混乱することもなくなるだろう。

 独自の管理用テンプレートのサンプルとして,ファイルの圧縮解凍ソフトである「WinZip」の設定を変更するファイル「Weblisting_01.Corporate WinZip Custom Settings Policy Template.adm」を用意した。下記のリンクからダウンロードできる。

lzh形式のファイル
zip形式のファイル

 サンプル・テンプレートで管理対象とするWinZipを持っていない場合は,21日間使える評価版をWebサイトからダウンロードできる(該当サイト)。インストールしておくと,この管理用テンプレートを適用したときの結果を確認できるだろう。




 今回紹介した管理用テンプレートの適用や記述方法は,日経Windowsプロ2004年12月号102ページからの「Windowsテクノロジ徹底解説」と,そのWeb版で詳しく解説しています。ご参照下さい。

 なお,紹介したサンプルの管理用テンプレートによって直接/間接に生じた問題に対し,Windows IT Proおよび日経Windowsプロは一切の責任を負いません。