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 NECは2003年5月29日,ホスト上のアプリケーションと,.NET Framework上で稼働するアプリケーションを連携させるソフトウエア「ACOS Access Toolkit .NET/OLF library」の販売を開始した。出荷は7月初旬になる予定。

 .NET Frameworkのライブラリとして提供される同製品を利用すると,「ACOS-4」上のオンライン・システムと端末間でやり取りする電文を,.NETアプリケーションからも扱えるようになる。従来のホスト端末の画面を,Visual Basic .NETやC#などで開発したHTML画面に移行するだけならば,ACOS側のアプリケーションに修正は不要だ。ただし,ACOS側でTPモニター「VIS II」と,通信用ミドルウエア「OLF/TP-UT」を使っていることが前提となる。

 販売するライブラリは次の3種類。(1)ASP.NETなどサーバー・サイドで利用するための「ACOS Access Toolkit .NET/ OLF library」(2CPU当たり50万円),(2)クライアントからACOSアプリケーションと直接やり取りするための「同 Client Edition」(1ライセンス当たり3万円),(3)開発用ライブラリ「同 Developer Edition」(1ライセンス当たり15万円)。このうち,ACOS Access Toolkit .NET/ OLF libraryと同 Developer Editionが搭載する「COBOL Data Composer」は,COBOLのコピー句を読み込むと,COBOLアプリケーション接続用のライブラリを自動生成できるほか,自動的に文字コードの変換も可能。

 NECでは,「COBOL開発者は減少しているが,基幹システムを有効に利用しようというニーズは高い」(NEC 第一コンピュータソフトウェア事業部 樺沢房子氏)と認識している。2002年7月には,ACOSとJavaアプリケーションを連携させる「ACOS Access Toolkit」を出荷。今回,.NET版を追加したことで,「Javaは難しい,と感じるユーザーでもWebシステムと基幹システムを連携できる」(同氏)と捉え,今後3年間で500ライセンスの販売を目標としている。

(井上 英明=日経システム構築)