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 ソフト開発・販売会社のアドバンスソフトウェアは9月1日,マイクロソフトの.NET環境に対応したソフト部品を2製品,発表した。Excelファイルを生成する「ExcelCreator .NET」と,帳票印刷用の「VB-Report .NET」である。いずれも10月10日に発売する。開発ライセンスは,ExcelCreator .NETが4万6000円,VB-Report .NETが6万8000円で,ランタイム・ライセンスは無料。

 ExcelCreator .NETは,開発ツールVisual Studio .NETから利用できるソフト部品。Excelファイルの作成,既存Excelファイルの読み込みとデータの追加などが可能。グラフ表示などを行うExcelファイルをひな型として作っておき,データだけをアプリケーションで挿入して新たなファイルを作成する,といった利用法がある。実行環境ではExcelが必要ないため,Excelを利用する場合と比べてアプリケーション配布時のコストは抑えられる。Excel97/2000/2002のフォーマットに対応する。

 ExcelCreator .NETは,従来同社が販売していたActiveXコントロール「Excelクリエーター」をバージョンアップした上で.NET対応したもの。ActiveXコントロールの新版であるExcelCreator Ver3.0も同こんする。バージョンアップでの強化点は,(1)内部のインデックス付けの見直しで生成処理に対して従来の50倍から100倍の高速化を図った,(2)セルやシートの細かい操作が可能なようにメソッドを追加した,(3)サーバー・アプリケーションで使用可能になった,の3点。サーバーでの利用は,別途ライセンスが必要で,1サーバー当たり12万円となる。

 一方のVB-Report .NETは,Excel上で作成した帳票に,データを挿入して表示・印刷するためのソフト部品。こちらも,従来製品であるActiveXコントロールの「VB-Report」をバージョンアップし,.NETに対応させた。新版「VB-Report Ver3.0」を同こんする。バージョンアップでの強化点は,(1)JANやCODE39などバーコード用コントロールを提供,(2)Excelでデザインした際の文字がUnicodeの場合に従来は帳票作成結果がシフトJISになっていたが,Unicodeを生成できるようにした,(3)セルやシートの細かい操作が可能なようにメソッドを追加した,の3点である。実行環境での表示・印刷にはExcelが必要ない。ただし,帳票の保存にはExcelが必要になる。

(森側 真一=日経システム構築)