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 デジタルアーキテクトは,ネットワーク構成の設計・検証ソフトの新版「Network Visualizer 4.0」を10月24日から出荷した。米Cisco Systems製ネットワーク機器のシミュレータ機能を持つ。開発会社は米RouterSim。日本語化はデジタルアーキテクト。価格は2万4800円。

 Network Visualizer 4.0は,パソコンの画面上にネットワーク機器のアイコンを配置してポート間を線でつなぐことでネットワーク構成図を作成するソフト。仮想ネットワーク上でpingが通るかどうかを試すことで,ネットワーク設計が正しいかどうかを検証する。用意したネットワーク機器は米Cisco Systems製機器(Catalystシリーズを除く)。

 アイコンで表現した個々のネットワーク機器はそれぞれ独立して稼働する。機器の設定には,Ciscoの対話型コマンド・インタフェース「IOS 12.2」を用いる。ネットワーク機器とは別に,pingとtelnetに限ってリクエストを発行するホスト・アイコンを用意した。ホストの設定項目はIPアドレス,サブネット・マスク,デフォルト・ゲートウエイである。

 ユーザー企業から見た主な用途は,実ネットワーク環境のドキュメント生成ツールとしての使い方である。ネットワーク機器同士のつながりや個々のネットワーク機器の設定項目をすべて,1個のXMLファイルに保存する。ただし,Catalystなど企業で使われる機器をすべては模倣できないため,企業のネットワーク構成を完全な形でドキュメント化することは難しい。ほかに,ネットワーク設計と検証ができるので,ネットワーク・エンジニアの実力を測るためのテストにも使える。

 稼働OSはWindows 98以降(ただしWindows Meは除く)。使用ライセンスは,インストールするマシンごとに1ライセンスである。

(日川 佳三=日経システム構築)