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 日商エレクトロニクスの子会社であるネットムーブは1月22日,ASP(Application Service Provider)形式のセキュリティ・サービス「nProtect Personal」を販売開始した。主な特徴は,キーボード入力の盗聴を防げること。インターネット経由でソフトウエアをダウンロードして利用する。開発元は,韓国INCA Internet。価格は1ユーザー当たり月額300円。稼働OSはWindowsで,Internet Explorer 4.0SP1以降が必要。

 nProtect Personalは,「キー・ロガー」と呼ばれるキー入力の記録/盗聴ソフトに対抗する機能を備えている。具体的には,キー・ロガーでキー入力が捕捉されても入力内容を判読できないように,キー入力情報を暗号化する。OSがキーボードから受け取ったキー入力情報を暗号化し,Webブラウザなどのアプリケーションがその情報を受け取る直前に復号する。OSとアプリケーション間のやり取りを捕捉するキー・ロガーは,暗号化されたデータしか取れないことになる。

 キー入力の盗聴防止機能以外には,(1)ネットワーク経由の侵入検知・防御,(2)ウイルス/ワームの検出・除去,(3)ファイルの暗号・復号---などの機能がある。nProtect Personalを起動する際,INCA Internetのサーバーにアクセスし,最新版の実行ファイルやパターン・ファイルがあればそれらをダウンロードして実行する。ダウンロードしたソフトはパソコン上にキャッシュされるため,オフラインでも一部の機能を除けば利用できる。

(実森 仁志=日経システム構築)