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 米Seagate Technologyは3月2日,SCSIインタフェースを持ったハードディスク・ドライブ(HDD)の新製品「Savvio」(写真)を発表した。一般的なSCSI HDDのサイズは3.5インチであり,Savvioは2.5インチと省スペースなことが特徴。「当社にとって2.5インチで初めてのSCSI製品」(米Seagate Technology エンタープライズストレージ グローバルチャネルマーケティング担当シニアマネージャーのMichael Green氏)である。2004年4月からパイロット生産を開始し,同年6月から量産を開始する。

 Savvioは,ディスクアレイ装置に組み込んで利用することを想定している。2004年6月から量産が開始されるため,Savvioを利用したディスクアレイ装置の登場は早くても今年の夏以降になる。Savvioを利用したディスクアレイ装置は,HDDのサイズが小さくなるので,これまでの製品よりスペース当たりの容量を大きくすることが可能だ。また,2.5インチはブレード・サーバーのディスクに適したサイズであるため,ブレード・サーバーへの搭載も進むと見られる。

 Savvioの仕様は,ディスク容量が36.7Gバイトか73.4Gバイト,回転速度は1万回転。同社の3.5インチSCSI製品より消費電力を40%削減し,ドライブ・シークタイムは15%高速化した。

 インタフェースは,パラレルSCSI(320Mバイト/秒)とファイバ・チャネル(2Gビット/秒),Serial Attached SCSI(3Gビット/秒)の3種類を用意する。Savvioは,同社にとって初めてのSerial Attached SCSI(SAS)対応製品になる。SAS製品の量産はパラレルSCSI製品とファイバ・チャネル製品より遅く,2004年第3四半期を予定している。

【訂正】  2.5インチSCSI製品はすでに他社が提供しています。記事中の「初めて」は米Seagate Technologyにとっていう意です。まぎらわしい表現であったことをお詫びして訂正いたします。

(松山 貴之=日経システム構築)