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 ノベルは3月18日,アクセス管理を強化するための4つの製品を発表した。「セキュリティ・レベルを上げると同時に,コストも下げる製品」(マーケティング本部 本部長 伊藤由規氏)と位置付ける。いずれも3月30日から出荷を開始する。

 今回,発表したのは,(1)ディレクトリ製品の新版「Novell eDirectory 8.7.3」,(2)アカウント統合をするためのメタ・ディレクトリ製品の新版「Novell Identity Manager 2.0」(写真),(3)Windowsアプリケーションのシングル・サインオン製品の新版「Novell SecureLogin 3.5.1」,(4)セキュリティ監査のための新製品「Novell Nsure Audit 1.0.1」---の4製品。

 (1)では,従来まで別製品として提供してきた,認証を強化するための「Novell Modular Authentication Service(NMAS)」を組み込んだ。NMASを利用することで,複数の異なる暗号化方式でのパスワード管理や,バイオメトリクスによる認証が可能になる。(2)は,従来まで「Novell DirXML」と呼ばれていた製品の新版である。DirXMLでは,直接,XMLを記述しなければアカウント統合ができなかったが,Identity Managerでは,Webブラウザ上の管理ツールを用いることで,簡単に設定ができるようになった。また,パスワード管理も強化し,連携するすべてのシステムに対して同じパスワード・ポリシーを適用できるようにした。(3)では,シングル・サインオンが可能となる対象アプリケーションを広げ,JavaアプリケーションやJavaアプレットを追加した。また,特定のシステムに対しては,シングル・サインオンではなく,毎回,認証を要求することも可能にした。(4)は様々なアプリケーションのログを一括管理できる新製品。アプリケーションに対するイベント・データを監視し,アラートを表示したりレポートを作成したりする。ログにデジタル署名を付加することもでき,ログの改ざんを防ぐこともできる。

 価格はいずれもオープン。市場推定価格は,(1)が1ユーザー当たり1400円から,(2)が1ユーザー当たり240円から,(3)が1ユーザー当たり1万1000円程度,(4)がロギング・サーバー1台当たり140万円から。(2)と(3)の利用には(1)が必要だが,無償バンドル版を利用できるので,(1)の製品購入は必要ない。

(岡本 藍=日経システム構築)