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 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は6月3日,ブレード型サーバーの新製品「HP ProLiant BL30p」(写真)を発表した。従来製品に比べてブレードの大きさが約半分になり,6Uサイズのエンクロージャにブレード・サーバーを最大16台収納できるようになった。これは,従来製品の2倍に当たる。価格は30万円台前半から70万円台前半。6月24日から受注を開始し,そのときに正式な価格を発表する。

 ProLiant BL30pは,1台のブレードに最大2枚のCPU(Xeon)と,最大4Gバイトのメモリーを搭載可能。標準ではディスクを内蔵しないが,最大で60GバイトのATAディスクを搭載できる。標準のディスク無しモデルの場合,ブレードの大きさが従来製品の約半分。従来製品でもディスク無しのモデルはあったが,ディスク付きのモデルとブレードの大きさは同じだった。

 ディスク無しモデルの場合,OSの起動は外付けのディスクから行う。「SANブート」と呼ぶ機能を使って,SAN(Storage Area Network)上のディスクからOSを起動させることも可能。SANブートを使えば,ブート元として指定したディスクが壊れても,別のディスクに切り替えてOSを起動させることができる。耐障害性が向上する。

 また日本HPは同日,既存のブレード・サーバー製品の値下げを発表した。ブレード・サーバーを普及させるのが狙い。ブレード・サーバーのHP ProLiant BL20pを最大約16%,ProLiantシリーズのブレード・サーバーを収納するエンクロージャを最大50%値下げした。

(岡本 藍=日経システム構築)