日本IBMは8月18日,業務プロセスのモデリング・ツール「IBM WebSphere Business Integration Modeler Version 5(WBI Modeler)」を発表した(画面)。価格は1年間の保守サポート込みで17万8800円(税別)。日本語が使える多言語版は9月30日から出荷開始予定。

 同製品は,SOA(サービス指向アーキテクチャ)に基いた業務プロセスをモデリング(図式化)するためのツール。WBI Modelerは主に,コンサルタントが業務分析をする際に利用する。WBI Modelerで設計した業務プロセスを,ソフトウエアの設計に用いるUMLや,ワークフローの制御を行うBPEL(Business Process Execution Language)の形式にエクスポート可能。UMLでモデル化したソフトウエアを実装していれば,業務プロセスの変更に伴うアプリケーションの動きをシミュレーションできる。

 SOAとは,アプリケーションを業務などの単位でサービス化し,サービスを連携させてシステム化するという考え方。ビジネス・プロセスを実行するためのフロー制御の記述言語にBPELがある。これまでのワークフロー・エンジンはベンダー独自の仕様に基づいていたが,その仕様を標準化したものがBPELである。

(岡本 藍=日経システム構築)