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 ベリタスソフトウェアは9月7日,Windowsプラットフォーム向けのストレージ管理ソフトの新版を発表した。同時に,そのソフトと合わせて利用するクラスタリング用と,ディザスタ・リカバリ用の2つの新ソフトも発表した。主な特徴は,いずれのソフトもシステムのダウンタイムが短縮できるような機能を実装していること。「PCサーバーの64ビット化が進んでいる。これまで以上にWindows自体が大規模な環境で使用されることが多くなり,可用性の向上が重要となる」(プロダクトマーケティング部 マネージャー 中野逸子氏)。出荷開始は9月末日。

 (1)ストレージ管理ソフトの新版「VERITAS Storage Foundation for Windows 2000 & 2003 4.1J」で追加した主な新機能は2つ。一つは,変更があったファイルのみでリストアできる「Fast File Resync」。旧版ではボリューム単位でリストアする方法しかなく,リストア中は該当ボリュームをオフラインにする必要があった。もう一つは,メモリーに自動的にデータをキャッシュ保存する「VxCache」機能。頻繁に利用されるボリューム内のデータを特定し,自動的にキャッシュする。

 クラスタリング用の新ソフトは,(2)「VERITAS Cluster Server」と(3)「Global Clusterオプション」。(2)は最大32ノードまでクラスタリングできる。(3)は,(2)の機能に加え,遠隔サイト間でのクラスタリングも可能。ディザスタ・リカバリ用の新ソフトは,(4)「VERITAS Volume Replicatorオプション」。IPネットワークを用いて,遠隔地にデータをレプリケーションする。同様の機能はストレージやサーバーなどのハードウエアでも実現できるが,「ハードウエアで実装する場合は,遠隔地とのネットワークに専用線や専用プロトコルを利用するため,高価になる場合があった」(中野氏)。IPネットワークを使い,こうした問題を解消する。

 価格(税込み)は,(1)が13万2300円から。(1)と(2)を同梱する「VERITAS Storage Foundation for Windows HA」が76万1250円から,(1)(3)(4)にスナップショット・オプションなどを同梱する「VERITAS Storage Foundation for Windows DR」が148万3650円から。なお,(4)は,(1)や「VERITAS Storage Foundation for Windows HA」のオプションとして別途購入も可能である。

(岡本 藍=日経システム構築)