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 日本ネットワーク・アプライアンスは11月18日,同社のストレージ装置FASシリーズに搭載するOSの最新版「Data ONTAP 7G」を発表した。主な特徴は,(1)ボリューム管理を容易にしたことと,(2)少ない容量でデータ・セットのイメージを複製する機能を搭載したこと。同日より順次,FASシリーズに搭載し,出荷する。既存のData ONTAPのユーザーは同社のサイトからダウンロードし,無償でアップグレードできる。

 (1)のボリューム管理の容易化は「FlexVol」機能で実現する。従来まではディスク・ドライブ単位でボリュームを作成する必要があった。大容量化しているディスク・ドライブでは細かい単位でボリュームを作成できなかった。FlexVolを利用すれば一つのディスク・ドライブ上に複数のボリュームを作成できるようになり,さらに,きょう体内のボリュームの割り当てを自動的に行うようになる。「FlexVolを応用すれば,データベース管理システムのデータは大きなボリュームで,ログは小さなボリュームで,と分けることが可能になり,無駄なディスクの消費がなくなる」(代表取締役社長 鈴木康正氏)。

 また(2)は,「FlexClone」というデータ複製機能。従来,スナップショットは少ない容量でデータを複製できるが,読み取り専用でしか使えなかった。FlexCloneはスナップショットの技術を応用し,データ・ブロックが複製の取得後に初めて変更になるときのみ,新たなブロックに書き込んでそのポインタ情報を持つようにする。データ容量は少ないままで,読み書き可能なデータ・セットのコピーを作成できるため,「テスト環境の構築時間を半減できる」(鈴木氏)。

(岡本 藍=日経システム構築)