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 伊藤忠テクノサイエンスのグループ会社,シーティーシー・エスピー(以下CTCSP)は12月9日,米EMCのSAN(Storage Area Network)向けディスク装置「EMC CLARiX AX100」を販売すると発表した。販売開始は発表と同日。CLARiX AX100は「DELL|EMC」ブランドで既にデルから提供されているが,今回「EMC」ブランドとして初めて提供する。CTCSPのリセラーを通して,主に中堅・中小企業を対象に販売する。価格は80万円~。

 この製品は,SANでの利用を想定している。これまでSANの導入は大企業を中心にしていたが,「中堅・中小企業のSANに対するニーズは強い。従来の製品は,高価で導入するには高いスキルが求められた。そのため,導入を断念していた」(シーティーシー・エスピー 代表取締役社長 岩本康人氏)という。CTCSPは中堅・中小企業において,メールなどの情報系システムでSANのニーズがあると見ている。

 CLARiX AX100は,EMCの製品ラインアップではローエンドに位置する。シリアルATAのディスク・ドライブを最大3Tバイトまで搭載でき,サーバーと2Gbpsのファイバ・チャネルで接続する。きょう体は2Uサイズ。対応しているサーバーOSは,Windows,Linux,NetWare。特徴は,ソフトウエアが充実していること。管理ソフトの「Navisphere Express」,パスのフェールオーバーや負荷分散などを行う「PowerPath」,ディスク装置内でデータの複製を取得する「SnapView」---が標準機能として備わる。

(松山 貴之=日経システム構築)