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 NTTデータイントラマートは6月2日,J2EEフレームワーク製品の新版「intra-martベースモジュール/フレームワーク ver5.0」を出荷した。intra-martは,アプリケーションの構築を支援するJavaクラス群と,その上で動作する基盤ミドルウエア群からなる。ポータル,ワークフロー,簡易シングル・サインオンなどのミドルウエアを一括して提供し,さらに新版では無償配布されているアプリケーション・サーバー「JBoss Application Server 4.1」とデータベース・サーバー「PostgreSQL 8」に対応したことで,「商用アプリケーション・サーバー上に個別の商用ミドルウエアを積み上げる場合と比べて,システムの構築費は3分の1から2分の1に抑えられるようになった」(社長 中山義人氏)という。

 機能面では,IM-Σ Servを新たにオプションとして追加した。IM-Σ Servは,システム間でトランザクション処理するときのハブとなるEAI(Enterprise Application Integration)ソフト。トランザクションの途中でエラーが生じたら一連の処理をロールバックする機能を備え,データの一貫性を保証する。システム間でやり取りするメッセージの到達を保証するために,到達の通知や再送,二重通知の禁止などの機能も提供する。デフォルトでサポートするプロトコルは,ebXML Messaging,FTP(File Transfer Protocol),JMS(Java Message Service),JCA(J2EE Connector Architecture),MQ,SOAPの6種類。このオプションの価格は1サーバー当たり500万円。

 intra-mart ver5.0には,「スタンダード版」と「アドバンスド版」の2種類がある。アドバンスド版には,SAP R/3との連携機能,ビジネス・プロセスの流れに応じてアプリケーションの処理遷移を制御する機能(これまでオプションだった「IM-BPW」)などが含まれる。価格は1CPU当たりで,スタンダード版は80万円,アドバンスド版は180万円。

(実森 仁志=日経システム構築)