マイクロ総研は2005年8月1日,パケットの優先制御機能を備えた低価格ルーター「NetGenesis SuperOPT-TS」(写真)を2005年8月下旬に販売開始すると発表した。優先制御により,VoIPをはじめとするリアルタイム通信時に通信品質の低下を防ぐことができる。価格はオープンで,予想実売価格は2万6800円前後。

 SuperOPT-TSは,同社の「NetGenesis SuperOPT100E」をベースに,帯域制限,優先ルーティング,シェーピングなどの優先制御を可能にした。これにより,VoIP機器を利用する場合に,パケット・ロスや伝送遅延による音声の途切れや遅延といった音声品質の低下を回避できる。ADSLなどの低価格なアクセス回線を利用する事業所などでVoIPを導入する用途に向く。IP化したTV会議システムや,動画配信にも有効だ。

 WAN側ポートは10BASE-T/100BASE-TX×1ポート,LAN側は10BASE-T/100BASE-TX×4ポートを装備。UPnP対応で,VPNパススルーはPPTPとIPsecに対応している。LANスイッチ部は,VLAN,QoS,ミラーリングなどの機能を備える。WAN側からリモートで設定することも可能。外形寸法は幅106.4×高さ30.5×奥行き112mm(突起部を除く本体部分)で,重さは約260g(本体のみ)。

(仙石 誠=日経システム構築)