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 ソフト流通のためのマッチング・サイトを運営するサーフジャパン(岩手県釜石市,佐藤高正社長)は年内にも,決済代行などのファイナンス機能を追加する。それに向け,実際の与信管理や資金の供給先となる大手リース会社との話し合いを進めている。

 同社のサイト(www.saafjapan.com)は7月に実サービスを開始した会員制サイト。地域密着型のシステム・プロバイダ間で,それぞれの強み・弱みを組み合わせることで地元ユーザーに手厚いサービスを提供できる体制の確立を目指す。

 具体的には,パッケージのソース公開を促すことで,ユーザーの近くにいてサポートを請け負うシステム・プロバイダがカスタマイズを容易に,かつ短期間で実施できるようにする。同時に,カスタマイズ部分の著作権を,それを開発したシステム・プロバイダが保有し,ソフト部品としてサイトに登録することで,ソフト部品事業への参入を可能にし「中堅・中小システム・プロバイダが自らの顧客を持てることを支援する」(佐藤社長)という。

 ファイナンス機能も,中堅・中小システム・プロバイダの経営支援の一環。中堅・中小システム・プロバイダが販路拡大のために大手メーカーなどにパッケージ商品を納品しても,実際に代金が支払われるまでの期間が長期化しており,運転資金が途切れるといったリスクが高まっている。これを回避できれば,開発資金などが確保でき経営は安定すると見る。

 そのほか,システム稼働から6カ月後に実施するユーザー・アンケートによる評価も掲載・参照可能にする。サイト経由で販売したパッケージの開発会社と,それをカスタマイズして導入したシステム・プロバイダの双方に,製品/サービスの品質向上を促す仕組みになる。

 8月下旬時点の会員数は32社。現在,無料の会費は月額3000円程度になる見込み。

(志度昌宏=日経システムプロバイダ)

[日経システムプロバイダ2001年8月31日号,6ページより]