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 マイクロソフトは中小建設業を対象に,建設現場のコラボレーション向けのパッケージを今秋から発売する。建設CALSに向けた中小建設業のIT導入の提案として,現場の情報をグループウエアで管理し,電子納品などに再利用するシステムを提供する。

 ベースになるのは,中小企業向けサーバー用ソフトのスイート製品Small Business Server(SBS)2000と,そのオプションとして4月から無償提供しているWebグループウエアのGroupBoard。GroupBoardの画面やメニューをカスタマイズして,建設現場のコラボレーション向けの専用システムに仕立てた。作業予定,図面や報告書の書庫,ディジタルカメラで撮影した現場写真の管理,日報作成など,建設現場業務専用のメニューを作り込んでいる。

 マイクロソフトでは「SBSに含まれるSQLサーバーで画像や日報などグループウエアに投入された全データを管理するので,後でXML(エクステンシブル・マークアップ・ランゲージ)形式に加工出力して電子納品に再利用でき,将来プロジェクト管理などにもデータを流用できる」ことを売り物にする。岐阜県のソフトピアジャパンに併設する商業/住居施設の建設現場にテスト納入,8月から運用を開始した。

 SBSの最小構成価格は40万円程度。「建設現場の経費から見れば十分安い。SBSベースのため,販売パートナにも特別なスキルやノウハウは必要ない」(マイクロソフト)としている。

(千田淳=日経システムプロバイダ)

[日経システムプロバイダ2001年9月14日号,7ページより]