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日本HPがsuperdomeを40%値下げ
RegattaやStarcatに対抗

 日本ヒューレット・パッカード(HP)は11月21日付で,CPU最大64個搭載のハイエンドUNIXサーバー「hp superdome」の価格を40%引き下げた。搭載プロセッサを552メガヘルツ(MHz)のPA-8600から750MHzの同8700に変更してパフォーマンスを向上するとともに,価格も改訂したもの。今回の値下げの背景には,メモリー部品価格の低下などによる製造コストの低下,さらに日本IBMやサン・マイクロシステムズが10月に発表したRegatta(pシリーズ690)やStarcat(Sun Fire 15K)との競合がある。

 日本HPによると今回の価格引き下げで,例えばプロセッサ16個とクリティカル・システム・サポート付きの構成で,PA-8600搭載の旧superdomeが3億2000万円だったのに対し,PA-8700搭載機は2億4000万円となった。日本HPは「superdomeは既に1月から出荷しており,製造コストが下がったため価格を引き下げた」と話す。

 同社は値下げと同時に,superdomeのTPC-Cベンチマークで38万9434tpmC(商業計算での毎分のトランザクション処理性能)を達成したことを明らかにした。PA-8700搭載のsuperdomeはPA-8600搭載機に比べ98%の性能向上となり,価格ダウンと合わせて価格性能比は大幅に向上した。tpmC性能はIBM p680を76 %上回る(RegattaやStarcatはtpmC性能をまだ公開していない)。「性能や価格でRegattaやStarcatを上回り,競争優位に立った」と日本HPは話す。販売目標は年間150台だ。

(北川賢一=日経システムプロバイダ)

[日経システムプロバイダ2001年12月7日号,10ページより]