日本オラクルは、2月1日のOracle 9iの出荷に伴い,すべてのデータベース製品を値下げすると発表した。新しい価格体系「Oracle 9iプライス」を導入し,これまでプロセサ数に応じて1プロセサ当たり660万~960万円だったライセンスの価格を、顧客の数やアプリケーションの種類を問わず一律1プロセサ当たり500万円にするなど価格体系を全面的に見直した。新宅正明社長は「ユーザーが購入しやすく,しかも販売パートナが販売しやすくするため,価格体系をシンプルにすることを狙った」と話す。

 今回の変更についてオラクルは「昨年,業績の下方修正を発表した時から考えていたことだ」(新宅社長)という。オラクルは昨年,「IBMが猛烈な価格攻勢をかけたため」(国産メーカー幹部),当初の予想ほど業績を伸ばすことができなかった。それだけに「今回の値下げもIBM対策である」という見方が業界では支配的になっている。(佐竹)