日本IBMが1月23日付けで,Linux/IA(インテル・アーキテクチャ)サーバー専用のDB2 UDB7.2を発売した。新製品として扱われているが,実質的には従来の複数プラットホーム対応版DB2 UDB7.2の価格を約半額に改訂しただけのもので,機能の強化はない。DB2 UDBのうちLinux/IAサーバー用のエンタープライズ版(EE)とワークグループ版(WE)にだけ,新価格が設定された。

 Linux/IA専用のDB2 UDB7.2 EEは152万8400円/プロセッサ,WEは7万1100円(1ユーザー付き。追加1ユーザー1万8400円)である(ともにパスポートアドバンテージ契約の基本的なレベルAが適用される場合。購入後2~14カ月分のサポートを含む)。複数プラットホーム対応のDB2 UDB7.2の価格は従来通り,EEは305万6700円/プロセッサ,WEは14万2300円(追加1ユーザー3万6800円)である。

 ちなみに日本オラクルが発表した2月1日からの新価格では,Linux環境でのOracle9iデータベースのエンタープライズ版は500万円/プロセッサ,あるいは100万円(10指名ユーザー)から。スタンダード版(最大4プロセッサ)は16万円(5指名ユーザー)から,あるいは187万5000円/プロセッサ(12月末まではキャンペーン価格で98万円/プロセッサ)。これに年間サポート料金(定価の15%または22%)がかかる。Linux/IA専用のDB2 UDBの新価格は,Oracle9iエンタープライズ版を15指名ユーザー以下で契約する場合を除き,Oracle9iの新価格を下回った。

 ただし日本オラクルの関連会社ミラクル・リナックス(東京都港区,茂木正之社長)のMIRACLE LINUX with Oracle9i(Oracle9iデータベース スタンダード版5指名ユーザーとLinux OSのセット)のパッケージは実売価格12万~15万円程度で販売されており,DB2 UDBの新価格に対してほぼ同等と見られる。(千田)