ITマネージ(東京都品川区,山田芳幸社長)は,ユーザーが企業内に持つWindows NT環境を含めたシステムを遠隔管理するMSP(マネジメント・サービス・プロバイダ)事業を強化する。BtoC(企業対個人)などのサイトをIDC(インターネット・データセンター)に置き運用委託してきた企業が,NTベースが多い社内システムの監視まで委託してきたり,逆に社内システムをIDCに移したりする動きが高まってきたため。企業のネットワーク環境が専用線からIP(インターネット・プロトコル)化する今後はさらに,UNIXとNTが混在する環境の監視ニーズが増えるとの読みもある。

 NT環境の監視機能を強化するため,米NetIQ製の監視ツールAppManagerを採用した。これまでは独自ツールでUNIX環境を中心に監視サービスを提供してきた。だが,NT環境を細部まで監視するための機能を開発するには時間がかかると判断した。UNIX環境に対しても今後は「サービスに対する顧客満足度を維持するためには独自ツールにはこだわらない」(ITマネージ)としている。

 NT環境の管理サービス強化により,2002年度(3月期)に200台のNTサーバーを監視し1億~2億円の売り上げを見込んでいる。ちなみにITマネージの2001年度の総売上高は約11億円だった。(志度)