クレオは,同社の年賀状・住所録管理ソフト「筆まめ」のWeb版を発売し,企業向け住所録サービス事業を立ち上げる。この事業はBtoBやBtoBtoCなどを手掛ける企業を対象にしたもので,他のシステムと連携できるようにXML(拡張マークアップ言語)を採用している。顧客企業はWeb上で筆まめを利用してサービス利用料を支払う。

 同社は筆まめを販売するほか,企業向けのシステム構築なども手掛けている。同業他社との競合による単価の大幅の下落で筆まめの売り上げが落ち込んでいるうえ,システム構築事業についても顧客からの値下げの要求が強まって売り上げが減少,2002年3月期の連結売上高は2001年3月期に比べ5.7%減の104億3600万円に,連結経常利益は同1.7%減の3億2300万円となった。

 企業向け住所録サービス事業などを新たな収益基盤にすることで,2003年3月期は連結売上高113億円,連結経常利益5億5000万円を見込んでいる。(山根)