与信管理のASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)サービスを提供するリスクモンスター(東京都千代田区,杉山和彦社長)が順調にユーザーを増やしている。現在600社弱のユーザーを2003年3月に1000社に増やし,単月黒字化を達成する見込み。

 同社の与信管理のASPサービスは,e-与信ナビとe-管理ファイルに大きく分けられる。このうち,e-与信ナビは東京商工リサーチの140万件の企業データベースから会社概要や仕入・販売先,過去の業績などの情報を利用したもの。与信対象先の信用力判断の目安として独自の6段階の格付けや,ユーザー企業の資金状態に合わせて取引先に対する与信限度金額を算出する。料金は1回1000円または1500円。かたやe-管理ファイルは,複数の取引先の与信状態を毎日チェックし状況に変化があれば電子メールで通知するなどのサービス。利用料は40社まで月額5万円。

 今のところリスクモンスターのユーザーは,都内にほぼ限られている。今後の課題は,営業力を強化して地方の有力企業を顧客にしていくこと。そのため,同社は4月に大阪支店を,さらに10月には名古屋にも支店を設立する計画。同時に,金融機関や商工会議所など顧客を紹介してくれる提携先を増やしていく。(森重)