米インテルが18日(現地時間),ホスティング市場からの撤退を発表したのを受けて,日本法人も同事業からの撤退を開始した。インテルは今後,12カ月間で顧客を他サービス事業者などに移行させたい考え。ただユーザー企業からは既に「サービス品質を比較して選定した。同等のサービス事業者は他にいないのではないか」と不安視する声が出始めている。

 インテルのIOS(インテル・オンライン・サービス)は,ハード,ミドルウエア環境などを運用管理サービス込みで提供するもの。ユーザー企業らは,全世界の管理センターが連携した24時間365日の運用体制などを高く評価していた。現時点では,具体的な移行策や移行時のシステム環境やノウハウの公開などの方針は決まっていないという。今後は,ユーザー企業と協議しながら移行策を模索していくことになる。

 米本社は今回,市場から撤退する理由を「ホスティング・サービス市場が期待通りには伸びない」ためとしている。(志度)