Webアプリケーション(Web-AP)サーバー大手の米BEAシステムズの日本法人が,同社の主力製品であるWebLogic ServerのIBMメインフレームzシリーズ版と同オフィス・サーバーiシリーズ(旧AS/400)版の出荷準備を進めている。欧米市場では出荷済みの製品で「案件さえあれば,いつでも提供可能」(日本BEA)としている。日本語対応も問題ないという。

 WebLogic Serverは,Web-AP市場でIBMのWebSphereと肩を並べるミドルウエア。これまでのUNIXサーバー市場に加え,IA(インテル・アーキテクチャ)ベース市場にも触手を伸ばしているが,大手企業ユーザーなどからの指名買いが増えてきたことから,z/iシリーズ環境での利用ニーズが出てくると見る。

 期待の背景には,IBMがz/iシリーズでもLinuxをサポートしていること,ユーザー企業もLinuxを使用することに抵抗感がなくなっていることもある。例えばWebLogic Serverのzシリーズ版は,z/OSとLinuxの両OS上で利用できる。ちなみにWebSphereにもz/iシリーズ版がある。(志度)