PR

 マクニカは,米CORDA製のレポーティング・ソフトウエアである「PopChartシリーズ」の販売代理店となり,10月から販売を開始する。

 レポーティング・ソフトとは,データベースなどの数値情報を基に,分かりやすい図表に仕立て,さらにデータを掘り下げて表示できるもの。簡易版のビジネス・インテリジェンス(BI)ソフトとして利用できる。「自社内でも使っているSAPのレポーティング・オプションは1ユーザーで数十万円もする。これでは使いたい人すべてに配布できない。そうしたニーズに対応できる低価格製品で市場を開拓できる」と新事業企画推進室Webサービスプロジェクトの嵯峨野充主事は話す。

 同製品は1サーバーごとのライセンス体系になっており,1台50万円から120万円まで。マクニカは年間300ライセンス以上販売したいと考えており,8割はパートナ経由の間接販売を見込んでいる。現在のパートナはサンブリッジテクノロジーズ(東京渋谷区,永山隆昭社長)だけだが,1年間で20社程度まで増やしたい考えだ。(渡辺)