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 三井物産は,ホスティング・サービスを手がけるシステム・プロバイダ向けに,Linuxサーバーのリソースを有効活用することで運用コストを下げられるソフトウエア製品の販売を強化する。サーバー・メーカーやシステム・プロバイダと協業して,サーバーと一体化した製品に仕立てて売り上げを伸ばす。

 この製品は,米スフェラ製のホスティング最適化ソフト「HostingDirector」。同製品は1台のLinuxサーバーのリソースをソフトウエア的に分割して,数百以上のドメインを共存できるようになる。これまでLinuxサーバー向けのホスティング最適化ツールは国内に存在しなかった。

 三井物産は今年5月末から総代理店として国内販売を開始しており,すでに大手インターネット・サービス・プロバイダ11社と契約している。公表しているところでは,So-netはHostingDirectorを使った中小向け新ホスティング・サービス「Next Do」を8月から始めている。So-netはホスティング・サービスを月額3000円にまで引き下げることで,新規ユーザーとして1300社を獲得した。

 今回協業するのは日本IBMと日商エレクトロニクスで,10月からLinuxサーバー機「eServer xSeries」とHostingDirectorを組み合わせたソリューションをホスティング業者に向けに展開する。HostingDirectorの価格は1ライセンス当たり50万円。三井物産は今年度約1億円の売り上げを見込んでいる。
(渡辺)