伊藤忠テクノサイエンス(CTC)は,IT(情報技術)コンサルティング事業を強化する。コンサルタントを現在の20人から2002年度(3月期)中に倍増して40人に,さらに2003年度中に100人に増やす方針。社内から選抜するほか,中途採用をしてコンサルタントを増やす計画を立てている。

 CTCの2002年9月期の中間決算は,売上高と利益ともに前年同期を下回った。最大の原因は,通信・放送業界からの案件が先送りになり,売上高の大きな割合を占めているハードとソフトの販売が激減したこと。その一方で,MSP(マネジメント・サービス・プロバイダ)事業などのサービスの売り上げは前年同期に比べて5.8%増えている。

 後藤攻社長は「これまでの売り上げ拡大路線から,利益重視の路線に切り替えていく」と,利益率の高いサービスを拡充させる方針を示している。引き合いが増えているITコンサルティングの強化は,サービス事業の大きな柱にしたい考え。(中井)