システム管理関連ソフトを開発・販売する米コンピュータ・アソシエイツ(CA)の日本法人は11月20日,米大手会計事務所アーンストアンドヤングインターナショナル(E&Y)と提携しセキュリティ関連事業を伸ばすと発表した。E&Yの日本における実働部隊に相当する新日本監査法人が,セキュリティに代表されるシステムを監査し,IT(情報技術)導入のリスク管理をコンサルティングすることで,セキュリティ強化に伴う製品販売を期待する。米本社同士は,この4月にワールドワイドで提携済みで,その取り組みを日本市場でも展開する。

 新日本監査法人は,リスク分析やセキュリティ・ポリシー(方針)の構築,製品選択,システム設計などのコンサルティング・サービスを提供。セキュリティ分野ではCA製品を積極的に推奨する。ただし,システム構築は手掛けない。必要な製品は,CA日本法人が直販するか,販売パートナが販売する。今後は,販売パートナに新日本監査法人のサービスを紹介したり,逆に新日本監査法人の顧客がシステム構築する際はCAのパートナ企業を紹介したりする。

 CA日本法人は「日本企業のセキュリティ対策は,社員教育やセキュリティ・ポリシーの策定など,経営に直結する問題が重要になっている。それに応えるためには,システム監査の視点でセキュリティ対策を提案することが強みになる」と期待する。CAは現在,うちセキュリティ製品群の拡販に注力してりる。今回の提携は,それを推し進める策の一つになる。(森重)