IP(インターネット・プロトコル)電話の技術者と営業担当者を対象にした認定制度が登場した。沖電気工業が10月21日に立ち上げた沖VoIP(ボイス・オーバーIP)認定技術者資格制度だ。IP電話サービスなどが本格化してきた中で,沖電気製品を扱うパートナ企業各社の提案力強化を支援するのが狙い。12月から順次,資格試験を開始する。2003年3月末までに10数回の試験を実施し計650人の受験を見込む。

 沖VoIP認定技術者資格制度は(1)営業担当者向けの沖VoIPアドバイザ,(2)SE(システム・エンジニア)向けの同デザイナ,(3)施工・保守担当者向けの同コンストラクタ,(4)総合力を持つ上級者向けの同マスタ,の4資格からなる。アドバイザが学ぶVoIP基礎以外は,主に同社のIP電話製品のIPstageファミリーとソフト製品CenterStageなどが前提になる。

 認定制度は,沖電気とアジレント・テクノロジーが2002年4月,IP電話事業拡大に向けて立ち上げたIP電話普及推進センタ(IPTPC)の市場拡大策の一環。沖とアジレントは教育コースも運営する。IPTPCの参加企業も増えている。これまでに,コンサルティング会社のベリングポイント(東京都千代田区,秋田芳樹社長),ソフト開発のソフトフロント(札幌市,村田利文社長),ネットワーク管理のアルチザネットワークス,サーバー・メーカーのサン・マイクロシステムズと日本HPなどが参加したとする。(志度)